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高品質なシングルオルガノイドを開発
全自動細胞単離・回収システム CellRaft AIR®幹細胞から増殖させた3次元細胞培養のサブタイプであるオルガノイドは、⾃⼰組織化を⾏い、in vivoの病態⽣理を忠実に再現することができるために、⽣物学的研究や創薬のための細胞ベースのアッセイに変化をもたらしてきました。 しかし、従来のオルガノイドの培養法は、多焦点撮影の必要性、サイズや成⻑速度の不均⼀性、実験内および実験間のばらつきのために、スループットが低く、評価が困難であるという課題があります。 Cell Microsystemsのオルガノイドワークフローは、3D CellRaft ArrayとCellRaft AIRシステム、CellRaft Cytometryの組み合わせにより、従来のオルガノイド培養ワークフローにおける課題を克服する1台完結型のソリューションを提供します。製品特長オルガノイドのイメージング・識別・単離を完全自動化
3チャネル蛍光・明視野での詳細な細胞のイメージングと経時的トラッキングが可能
細胞の生存率が向上:専用の消耗品 CellRaft Arrayにより培養環境を大幅に改善
均一なオルガノイドを選択可能:特定のパラメーター(サイズ、蛍光等)を含むCellRaftを識別・単離可能
ワークフロー・原理・アプリケーション1.細胞をCellRaft Array上に播種し、AIRシステムにロード 2.3チャンネル蛍光・明視野顕微鏡で細胞を画像・識別 3.目的の細胞を含むCellRaftを分離 4.分離したCellRaftを96ウェルコレクションプレートに移し、さらに細胞を培養原理モーター付きの針がアレイのリシーラブルなエラストマー製の床を貫通し、目的のシングルセルを含むCellRaftをマイクロウェルから分離します。CellRaft素材には磁性ナノ粒子が含まれており、磁気ワンドによってCellRaftと付着した細胞を回収可能です。3D CellRaft Array上で、クローン性マウス肝臓オルガノイドやiPSC由来脈絡叢オルガノイドの作製が可能です。(画像(上)コレクションプレート上で成長を続けるマウス肝臓オルガノイド、(下)脈絡叢オルガノイド分化のプロセス全体を画像化したもの)CellRaft Array上に播種した編集済み (GFP またはRFP) iPSC の混合集団から、クローン性iPSC由来の脳および脈絡叢オルガノイドを作製することができます。オルガノイド関連論文: Hypoxia Primes Human ISCs for Interleukin-Dependent Rescue of Stem Cell Activity (KR Rivera et al., 2023) 他『プライムテックの革新的オルガノイドソリューション ~高度な培養と単離技術で実現する次世代の細胞研究~』 をご覧いただけます。 ※簡単なお客様情報のご入力が必要です。製品に関するお問い合わせ、学術的なご質問等、
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オルガノイドを効率的に拡大培養
ベンチトップインキュベーター・バイオリアクター CERO 3Dベンチトップインキュベーター・バイオリアクター CERO 3Dは、幹細胞、スフェロイド、オルガノイドなどの3D細胞培養に最適な環境を作り出す、画期的な装置です。 温度・CO2レベルをコントロール、pHをモニタリングする特殊な3D細胞培養技術を提供します。最適な栄養とガス拡散により、培養のサイズと寿命を向上させ、スケールアップを可能にします。培養のスケールアップと自動化によってコストと作業時間を削減し、細胞を用いた疾患モデリング、創薬、毒性試験、再生医療などの研究プロセスを加速します。製品特長オルガノイドの生存率と成熟度を向上・ スケールアップ可能:80,000オルガノイド/tube、45000cells/オルガノイド
アポトーシスとネクローシスの大幅な減少
高い多能性の維持
細胞外マトリックス(ECM)などの 包埋基質が不要
CO2・温度の制御、pHのモニタリングが可能
原理・アプリケーション事例温度・CO2レベルを制御、pHをモニタリング可能な装置と、専用のCEROTubeを組み合わせることで、3D細胞培養に最適な環境を実現。1~4個のCEROTubeを個別に制御し、最小限のハンドリング時間(1日4分程度)で、最大のバイオマス収量を提供します。多能性幹細胞や成体幹細胞からオルガノイドを作製することができます。CERO 3Dで作製した胃オルガノイドには、胃に見られる様々な細胞タイプからなる上皮細胞の単層が見られ、胃ムチンMUC5ACやMUC6、トレフォイル因子、ペプシノーゲンなどが発現しています。CERO 3Dで80日間以上培養したHepG2細胞(肝細胞株)のスフェロイド。(左)細胞は、細胞増殖マーカーKI67陽性である。(中)細胞は、アポトーシスマーカー Casp.cl.3陰性である。(右)細胞は、アルブミン陽性である。『プライムテックの革新的オルガノイドソリューション ~高度な培養と単離技術で実現する次世代の細胞研究~』 をご覧いただけます。 ※簡単なお客様情報のご入力が必要です。製品に関するお問い合わせ、学術的なご質問等、
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オルガノイドのエネルギー代謝測定
細胞外フラックスアナライザーXFAgilent Technologies(旧Seahorse Bioscience)社製 細胞外フラックスアナライザーは、細胞の主要なエネルギー代謝経路である 解糖、ミトコンドリアによる好気呼吸の状態を、細胞に対して無侵襲・高感度に経時的計測が可能な、世界最先端の細胞代謝アナライザーです。 細胞代謝アッセイをシンプルかつ効率的に行うことが可能となり、がん、免疫学、糖尿病、肥満、神経変性疾患、循環器疾患等に新たな洞察をもたらします。また、さまざまな研究分野において、代謝阻害剤への反応検出、細胞毒性試験、細胞レベルのエネルギー代謝や化合物プロファイリング等に威力を発揮します。 細胞外フラックスアナライザーXFでは、2次元培養細胞だけでなく、オルガノイドやスフェロイドのような3次元培養細胞、組織片や小さな胚などを用いたエネルギー代謝測定を行うことも可能です。製品特長細胞の2つのエネルギー代謝:ミトコンドリア呼吸≒酸素消費速度(OCR)・解糖系≒細胞外酸性化速度(ECAR)の同時計測が可能
ハイスループットかつ迅速な自動計測
1ウェルにつき最大4種類の化合物をインジェクション可能
ラベルフリーかつ無侵襲的な計測
装置内部を37℃にインキュベーション可能
製品原理・アプリケーション事例細胞の培養環境内に半閉鎖的微小環境を作るというユニークな方法とフォトルミネッセンス法を組み合わせ、細胞のエネルギー代謝状態を「酸素消費速度(OCR)」「細胞外酸性化速度(ECAR)」の指標から計測・評価します。ヒト大脳オルガノイドを用いて暴飲暴食をモデル化し、アルコールによってオルガノイド内の神経病理学的表現型とシグナル伝達経路にもたらされる下流の毒性作用を定量化することを試みた研究の中で、XF測定により、ミトコンドリア機能を示すOCRの低下が観察されました。前立腺オルガノイド用いて様々な細胞ストレスに対するカエンフェロール(Kaempferol)の保護作用を調べた研究において、LPSによって誘導されたミトコンドリアの酸素消費量の増加は、カエンフェロール処理によって安定化されることが明らかになりました。腎淡明細胞がん 患者由来オルガノイドにおいて、酸素消費速度が高いことは、P2XR4阻害に対する感受性が高く、異種移植モデルにおいて腫瘍が縮小することと関連していました。『プライムテックの革新的オルガノイドソリューション ~高度な培養と単離技術で実現する次世代の細胞研究~』 をご覧いただけます。 ※簡単なお客様情報のご入力が必要です。製品に関するお問い合わせ、学術的なご質問等、
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ブース内展示資料一覧
幹細胞から増殖させた3次元細胞培養のサブタイプであるオルガノイドは、⾃⼰組織化を⾏い、in vivoの病態⽣理を忠実に再現することができるために、⽣物学的研究や創薬のための細胞ベースのアッセイに変化をもたらしてきました。 しかし、従来のオルガノイドの培養法は、多焦点撮影の必要性、サイズや成⻑速度の不均⼀性、実験内および実験間のばらつきのために、スループットが低く、評価が困難であるという課題があります。 Cell Microsystemsのオルガノイドワークフローは、3D CellRaft ArrayとCellRaft AIRシステム、CellRaft Cytometryの組み合わせにより、従来のオルガノイド培養ワークフローにおける課題を克服する1台完結型のソリューションを提供します。
高品質なシングルオルガノイドを開発
オルガノイドのイメージング・識別・単離を完全自動化
3チャネル蛍光・明視野での詳細な細胞のイメージングと経時的トラッキングが可能
細胞の生存率が向上:専用の消耗品 CellRaft Arrayにより培養環境を大幅に改善
均一なオルガノイドを選択可能:特定のパラメーター(サイズ、蛍光等)を含むCellRaftを識別・単離可能
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ベンチトップインキュベーター・バイオリアクター CERO 3Dは、幹細胞、スフェロイド、オルガノイドなどの3D細胞培養に最適な環境を作り出す、画期的な装置です。 温度・CO2レベルをコントロール、pHをモニタリングする特殊な3D細胞培養技術を提供します。最適な栄養とガス拡散により、培養のサイズと寿命を向上させ、スケールアップを可能にします。培養のスケールアップと自動化によってコストと作業時間を削減し、細胞を用いた疾患モデリング、創薬、毒性試験、再生医療などの研究プロセスを加速します。
オルガノイドを効率的に拡大培養
オルガノイドの生存率と成熟度を向上・ スケールアップ可能:80,000オルガノイド/tube、45000cells/オルガノイド
アポトーシスとネクローシスの大幅な減少
高い多能性の維持
細胞外マトリックス(ECM)などの 包埋基質が不要
CO2・温度の制御、pHのモニタリングが可能
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Agilent Technologies(旧Seahorse Bioscience)社製 細胞外フラックスアナライザーは、細胞の主要なエネルギー代謝経路である 解糖、ミトコンドリアによる好気呼吸の状態を、細胞に対して無侵襲・高感度に経時的計測が可能な、世界最先端の細胞代謝アナライザーです。 細胞代謝アッセイをシンプルかつ効率的に行うことが可能となり、がん、免疫学、糖尿病、肥満、神経変性疾患、循環器疾患等に新たな洞察をもたらします。また、さまざまな研究分野において、代謝阻害剤への反応検出、細胞毒性試験、細胞レベルのエネルギー代謝や化合物プロファイリング等に威力を発揮します。 細胞外フラックスアナライザーXFでは、2次元培養細胞だけでなく、オルガノイドやスフェロイドのような3次元培養細胞、組織片や小さな胚などを用いたエネルギー代謝測定を行うことも可能です。
オルガノイドのエネルギー代謝測定
細胞の2つのエネルギー代謝:ミトコンドリア呼吸≒酸素消費速度(OCR)・解糖系≒細胞外酸性化速度(ECAR)の同時計測が可能
ハイスループットかつ迅速な自動計測
1ウェルにつき最大4種類の化合物をインジェクション可能
ラベルフリーかつ無侵襲的な計測
装置内部を37℃にインキュベーション可能
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